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■俺のもっとも得意とする卑屈精神から発動する最低コンボ

お店のエアコン始動。苦手な夏がもうそこまで…
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新しいお仕事のお声掛けで、結構なサイズのレリーフを、という話を戴いたわけ。
レリーフ、というか壁面装飾、というか、何と言ったらいいのか難しいけどそういう感じの。
立体的に作りだすのはここ最近オブジェ制作でがっつり身体の芯に染み込んでいるけれども
平面的なものはしばらくやって無いなあと思い、
打ち合わせ前に何かしら形にしておきたいと思いたち
昨日からボーっとしているようで実は深く考えているというようないないようなという精神状態で
お店の隅に膝ま突いて一人妄想に頭を巡らせていたわけなんだけれどもね。
生花ではね
昔数年に渡りカッチリとお勉強させていただいたヨーロピアンでストルクトゥアというデコラティフ構成の一分野があってね
デコラティフはそもそもフォームビンデライから緩やかに分散されたアウフゲロッケルトへと変化してきてね
その後、シュタッフェルングやグルーピングが現れ、その後に構造的という意味合いのストルクトゥアが出現して今日に至ってるわけ。
ストルクトゥアの説明としては
「構造・構成・組立・組織」の意味で、意識的な表面構成と配置によって素材の構造効果を前面に表現するデコラティフな構成方法なのだけれども
素材の形態、色彩、テクスチャー等の意図的かつ不規則な面と線による構成方法も、アウフゲレースト・フリーセントそしてゲシヒテットな配置へと発展してくこともできるわけ。
こんな感じにデコラティフの構成は最も古くからある考え方なんだけども、形態的にも構成的にも次々に変化、発展してきてて、概念の幅の広さから今後も多くの変化を生んでいくのだろうなあと考えられているんだけれどもね、
と、昔真面目に学んだ受け売りの知識をまとめつつ
最近のITナンチャラでよくわからないカタカナが乱立する中
「花屋だってこういう文章で理解してやってるんだぜ」
「どうだIT長者も全部は流石に解らないだろうぜ」
「あえて難しい文章を書く文化に警鐘を鳴らすぜ」
という恨み、妬み、嫉み、僻み、という、嫌な感じしかしない俺のもっとも得意とする卑屈精神から発動する最低コンボを繰り出しつつ
要するにストルクトゥアという平面構成の表現方法も昔からお花の世界にはあって
昔ちょこっと齧ったよ、美味しかったよ、というお話なわけ。
そもそもIT長者がストルクトゥアを知らないところで1円の損もしないだろうから
この俺の無駄発言も1円の得にもならないのだろうけれども。
はー自分の卑屈さに鬱々とする。
とまあ
そんな昔の知識を脳味噌の奥の奥から引っ張り出してきて
戴いた新しいお仕事のチャンスに生かすべく
知識の埃落としなどもしつつ準備準備。
さー職人御用達のドイト(御贔屓ホームセンター)行ってこよーっと。
■何かをするための下準備は試行錯誤の連続だけども、その無駄になるかもしれない失敗や試みがタマラナイblue water flowersのHPはこっちだよ!やる気出てきたぜー!
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